2026-04-15
【建設業・工務店のkintone地図BI活用】受注案件を都道府県別に集計して、次に攻めるエリアを数字で決める
「関東中心でやってきたが、他のエリアはどうなのか」——誰も答えられない
建設会社・工務店の経営者は常に「次に攻めるべきエリアはどこか」を考えている。しかし、その判断の根拠となるデータが手元にない。
kintoneには受注した工事案件が全て記録されている。案件名、工事種別、受注金額、施主の住所、担当営業——これらのデータが積み上がっている。しかし、都道府県別に「どこで何件受注していて、合計金額はいくらか」を確認するには、毎回CSVをエクスポートしてExcelで集計する必要がある。
「関東以外でも案件が取れるのか」「神奈川と東京ではどちらが単価が高いのか」——こうした疑問への答えを出すまでに数時間かかるため、経営会議では「感覚的に関東が強い」という曖昧な議論に終始してしまう。
営業担当者の「このエリアは難しそう」が、投資機会を潰している
ベテラン営業担当者が「埼玉北部は競合が強くて難しい」と言うと、誰もそのエリアへのアプローチをしなくなる。しかし、その判断は5年前の経験に基づいていることがある。市場は変わっている。
kintoneに記録された最新の受注データが示す競合状況や案件単価を地域別に可視化できれば、「実は埼玉北部の単価は高く、競合が思ったより少ない」という発見ができる可能性がある。感覚のアップデートを、データがサポートできる。
受注件数と受注金額の地域差を、2ステップで把握する
地図BIプラグインを使えば、kintoneの案件管理アプリの一覧画面から、都道府県別の受注状況をボタン一つで可視化できる。
まず件数モードで都道府県別の受注件数を確認する。「どこで何件受注しているか」の全体分布が地図の濃淡で一目でわかる。

次に集計モードを「合計」に変えて受注金額フィールドを指定すれば、都道府県別の受注金額合計が表示される。件数は少なくても受注金額の合計が大きいエリア——つまり「高単価案件が集まっている都道府県」を発見できる。
さらに「平均」モードで平均受注単価を都道府県別に確認すれば、「どこの案件が利益率高く取れているのか」という戦略的な判断材料が揃う。
競合が薄いエリアを見つけてクリック、明細で確認
地図上の都道府県をクリックすると、その都道府県の案件レコード一覧が右パネルに展開される。案件名、工事種別、受注日、受注金額、担当営業の情報が一覧で表示され、個別のレコードに直接リンクできる。
「静岡県は件数こそ少ないが、クリックしてみたら1件あたりの受注金額が大きい案件ばかりだった」——こうした発見が、次の営業戦略を変える。「静岡に担当営業を増やすべきか」という議論が、数字に基づいて始められる。
現在のビュー絞り込みを引き継ぐので、「今期Q3の案件のみ」「リフォーム工事のみ」「受注金額500万円以上」などの条件での集計も即座に実行できる。工事種別ごとのエリア戦略を、細かく分けて議論できる。
施主情報・工事情報は一切社外に出さない
建設業が扱う施主の氏名・住所・建物情報は個人情報だ。受注金額や工事内容は競合に知られたくない機密情報でもある。分析のためにExcelに出力したデータが社内に散在する状況は、情報管理の観点から望ましくない。
地図BIプラグインは、kintoneから取得したデータをブラウザ上でのみ処理する。施主情報や受注情報が外部サーバーに送信されることはない。地図の描画にはPONS LLCが管理するサーバーを使用するが、案件データはそこには含まれない。
上場企業やゼネコンからの下請け受注を扱う場合、発注元の情報セキュリティ基準に対しても、この設計は十分に説明できる根拠を持っている。
次の5年の戦略を、今の数字で立てる
地図BIプラグインは買い切りライセンスだ。月額費用は発生しない。経営者が「次に攻めるエリア」を数字で判断できるようになれば、投資回収は早い。
感覚に基づいた戦略から、データに基づいた戦略へのシフトが実現します。kintoneに記録されたすべての受注データを活用する最短の方法が、このプラグインです。
PONS LLCのkintoneプラグインを試してみませんか?
導入のご相談・お見積りはこちら
ご質問、デモのご依頼、お見積りなどお気軽にどうぞ。