2026-04-15
【人材派遣・採用のkintone地図BI活用】都道府県別の求人充足率を地図で可視化。採用リソースを本当に必要なエリアに集中投下
「関西が人手不足」は噂なのか事実なのか、誰も答えられない
人材派遣会社の営業本部では、毎週のように「関西エリアがスタッフ不足で案件を受けられない」という報告が上がってくる。しかし、それが「関西全体」の問題なのか、「大阪市内の特定の業種」だけの問題なのかを正確に把握している人間は誰もいない。
kintoneには求人件数、マッチング状況、稼働中スタッフの都道府県データが入っている。しかし、それを都道府県別に集計するには、毎回CSVをエクスポートしてExcelで作業する必要がある。営業企画担当者が毎週やっているその作業は、最低でも半日かかる。「今週の関西の充足率」をリアルタイムで把握できる人間は、会社の中に存在しない。
その結果、採用の増強エリアの判断は、現場マネージャーの感覚や声の大きさで決まる。本当に人手が足りないエリアに採用リソースが向かわず、「なんとなく強化しやすいエリア」に予算が流れていく。
充足率の差が見えないと、採用投資は勘頼みになる
求人1件に対して何名がマッチングできているか(充足率)は、kintoneの数値フィールドに記録されている。しかし、47都道府県の充足率を数字として並べても、どこが深刻でどこが余裕があるかは直感的に判断できない。
採用費用は有限だ。求人広告費、採用担当者の人件費、登録会開催コスト——これらを、充足率が低い都道府県に優先的に集中させなければ、投資対効果が最大化されない。しかし、充足率の地域差が可視化されなければ、「集中投下すべきエリア」も見えない。
ボタン一つで、今この瞬間の都道府県別充足率が地図に
地図BIプラグインを使えば、kintoneの求人管理アプリの一覧画面から、その瞬間の都道府県別データを地図集計できる。
集計モードを「平均」に設定し、充足率フィールドを指定すれば、都道府県ごとの平均充足率がコロプレス地図として表示される。色が薄い(白に近い)エリアほど充足率が低く、採用強化が必要なエリアだ。色が濃いエリアは充足しており、それ以上の採用コストをかける優先度は低い。
件数モードに切り替えれば、都道府県ごとの求人総数を集計できる。「案件が多いのに充足率が低い都道府県」が、最優先で採用リソースを投下すべきエリアだ。

気になる都道府県をクリックして即担当者確認
地図上の都道府県をクリックすると、右パネルにその都道府県の求人レコード一覧が展開される。求人先企業名、業種、要件スペック、担当コーディネーターなどの情報が表示され、個別レコードに直接リンクできる。
「北海道の充足率が特に低い——担当コーディネーターは誰で、何件抱えているのか」をその場で確認できる。本部での会議中に、エリアマネージャーを呼んで状況確認する前に、既に基本的な事実関係を把握できている状態で議論を始められる。
ビューの絞り込み条件を引き継ぐため、「製造業の求人のみ」「今月の新規案件のみ」といった条件での都道府県別集計も即座に実行できる。業種別・案件種別での採用戦略の違いを、地図で比較しながら議論できる。
スタッフの個人情報は一切社外に出さない
派遣スタッフの氏名、住所、スキル情報、就業先企業情報——これらは個人情報保護法の観点から、外部への漏洩が許されない。分析のたびにExcelにエクスポートする運用は、データが分散・拡散するリスクを孕んでいる。
地図BIプラグインは、kintoneから取得したデータをブラウザ上でのみ処理する。スタッフの個人情報が外部サーバーに送信されることはない。地図タイルの描画にはPONS LLCが管理するサーバーを使用するが、個人情報はそこには含まれない。
個人情報を扱う人材派遣業において、このセキュリティ設計は情報システム部門と法務部門の双方を納得させられる根拠になる。
採用の「勘」を「データ」に変える、一度きりの投資
地図BIプラグインは買い切りライセンスだ。月額費用は発生しない。採用コストの配分判断が改善されることで得られるROIを考えれば、導入コストは短期間で回収できる。
「関西が人手不足」という噂を確認するために半日かかっていた作業が、ボタン一つで完了するようになります。その時間を、実際のスタッフ採用・コーディネート業務に使えるようになります。採用担当者の本来の仕事は集計ではなく、人と仕事を結びつけることです。
PONS LLCのkintoneプラグインを試してみませんか?
導入のご相談・お見積りはこちら
ご質問、デモのご依頼、お見積りなどお気軽にどうぞ。